2023-09-09 今日のメモ
友人の公演を見にポンピドゥーセンターへ。ボルタンスキーが主題なのだそうで楽しみ。 亡きボルタンスキーの声との会話、音楽、味わうことの公演のためポンピドゥーへ。ポンピドゥーへ。
味と音、記憶と繰り返し、忘却と音が消えていくこと、言葉、死…色んな要素が織られ、更新されるはずのない声が今の瞬間に言葉を続けてゆく。
帰り道「なんか"来世"みたい」と思って撮ったセンター内案内看板。
関口涼子さんがボルタンスキーを主題としたスペクタクルをするとのことでポンピドゥーへ。
もういない人との会話、音楽、味わうこと。
味と音、声、名残り、記憶と繰り返されること、音が消えていくこと、忘却、言葉、死…そのあわいをもう更新されるはずのない言葉が「今」の瞬間をすくい取る。
美しく細かい部分まで洗練された音だったが、沈黙がほしいと思った。たとえば隣の咀嚼音を面白がり、そこから自分の呼吸を意識するような。
会場に入る前に渡された5つの何かを公演中に嗅いだり口にしたりする場面があるのが驚きでもあった。
照明と音楽のメリハリに思うところはあったが、共感覚的な舞台だった。
帰り道のポンピドゥーの会場の表示看板がなんだか"来世"みたいだった。